電力の安全
緊急時の電気の消し方、停電時の対処法、停電の報告方法などをご紹介します。 また、発電機についての安全のヒントもご覧ください。
はじめに知っておくべきこと
緊急時の電気の止め方
主電源パネルにある主電源スイッチで、住宅への電気供給を止めます。
切れて垂れ下がった電線に近づかない
切れて垂れ下がっている電線を見つけたら、通電しているものと考えて近づかないようにしてください。直ちに9-1-1に電話でその場所を報告し、その後でPG&E 1-800-743-5002 にお電話ください。
電源の止め方
- 主電源スイッチ
- 緊急時には、主電源パネルの主電源スイッチで、住宅全体の電気供給を止めます。
- ヒューズ切れ
- ヒューズ切れ
- ヒューズが切れた場合は、問題を起こしたと思われる機器のコードを抜くか、電源をオフにします。ヒューズを交換する前に、必ず主電源スイッチを切ってください。
- お住まいの住宅のヒューズボックスまたはサーキットブレーカーを探します。
- 切れたヒューズは、修理ではなく、交換する必要があります。手元に正しいサイズのヒューズがない時は、切れたヒューズをそれよりも高いアンペア数のものに取り替えないでください。
- サーキットブレーカーのリセット
- 回路上の機器の電源をオフにするか、またはコードを抜いてから、オフ位置でスイッチをしっかりと押し込んでオンにしてください。 過負荷が解消されていれば、再び電気が使えるようになります。
- サーキットブレーカーが何度も落ちる場合は、その回路上の機器に問題がある可能性もあります。 機器のプラグを抜いたにもかかわらず、ブレーカーが再び落ちてしまった場合は、電気技師に連絡してください。
- 切れて垂れ下がっている電線を見たら、通電しているものだと考えて近づかないようにしてください。直ちに9-1-1に電話してその場所を報告し、その後でPG&E 1-800-743-5002 にお電話ください。
- 垂れ下がった電線に接触している人や物には触らないでください。
- 垂れ下がった電線に子供やペットを近づけないでください。
- 切れて垂れ下がった電線を、車で踏まないようにしてください。
- 嵐の時やその後は、浸水した場所や倒木に近づかないようにしましょう。このような場所には、通電した電線が隠れている可能性があります。
電線が車に触れた場合
電線が落ちてきた時に車の中にいたら、そのまま車内にとどまってください。 車の中が一番安全です。 車周辺の地面は、通電している可能性があります。
クラクションを鳴らし、窓を開けて助けを求めてください。
他の人に対し、近づかないように警告してください。 車の周りにある機器や地面に触れた人が怪我をする恐れがあります。
携帯電話で9-1-1に通報してください。
消防署、警察、PG&Eの職員が、いつになったら車から降りても安全か指示します。
火災が発生し、電線に接触した車から降りなければならない場合:
- 着衣から身体に密着していないアイテムを外します。
- 両手を体の脇につけ、着地した時に車に触れないように注意しながら車から飛び降ります。
- 短い歩幅で、足を上げず、引きずるように歩いて車から離れてください。
- 携帯電話や固定電話を使いましょう。 コードレス電話は電気がないと使えません。
- 火災の危険性のあるロウソクではなく、電池式の懐中電灯を使ってください。
- 回路に過負荷がかからないように、すべての電気機器と熱を発する家電製品(エアコン、洗濯機・乾燥機、オーブン、レンジ、アイロンなど)のプラグを抜くか、電源をオフにします。回路に過負荷がかかると、電気の復旧後に火災を起こす危険があります。
- 停電が起きた時に使っていたテレビやコンピュータのプラグを抜きます。
- 電気が復旧した時に気がつくように、電気スタンドを一灯つけたままにしておきましょう。
- 冷蔵庫や冷凍庫の扉は閉めておき、食品を保存するために容器に入った氷を冷蔵庫や冷凍庫の中に入れておきます。冷凍庫は物が多く入っていた方が、冷えた状態が長く続きます。
- 警報システムを使っている時は、警報会社に連絡しましょう。 警報機器が停電の影響を受ける場合があります。
- 通常の状態に戻ったら、家電製品の電源をひとつずつ入れ直してください。
- 電気が復旧したら、時計、サーモスタット、その他のプログラムされた機器をリセットしてください。
- お客様ご自身や他の人に対する重大な危害を防ぐために、発電機を始動する前にメーカーの指示を注意深く読んで、従うようにしてください。
- 発電機の総電気負荷がメーカーの定格(限度)を超えないことを確認してく ださい。
- 発電機の排気が安全に排出されることを確認してください。
- 安全なレベルの明るさがある最低ワット数の電球を使用してく ださい。 発電機の負荷が高くなればなるほど、使用する燃料も多くなります。
- つまずいて怪我をする原因とならないように、コードは人通りの多い場所から遠ざけ、特に薄暗い出入り口やホールなどは避けるようにします。熱がこもったり、コードへの損傷に気付かない原因となるため、敷物やカーペットの下にコードを這わせないでください。
- 延長コードは、電気の負荷に耐えられる容量のものを使用してください。コードに負荷がかかりすぎると過熱し、火災や機器損傷の原因となることがあります。
注: 発電機を不適切に設置または操作したことによる怪我や物的損害については、お客様の責任となります。
常設型非常用発電機
- 発電機がお客様の電気システムに恒久的に接続されるようになると、建物の配線に電力が供給されます。このタイプを設置する場合は、発電機がPG&Eの配電線に接続されるのを防ぐための装置が必要です。
注: 常設型非常用発電機は、資格を持った電気サービス業者などの専門家のみが設置することができます。
ポータブル発電機
- ポータブル発電機は、特定の電化製品やランプのみに接続するようにできています。 決してポータブル発電機を、建物の配線システムに直接接続しないでください。
注: 常設型またはポータブル型発電機をPG&E配電線などの他の電力源に接続することは法律で禁止されています。お客様が発電機を所有し、操作する場合、お客様には、その発電機からの電力がPG&Eの配電線に「逆流」したり、流れ込まないようにする責任があります。発電機を正しくご使用にならないと、お客様の土地・建物に損害を与え、ご自身の命やお住まいの地域の送配電線で作業中のPG&E作業員の生命を危険にさらす恐れがあります。