「公共の安全のための停電」
公共の安全のため、乾燥した突風に加えて火災の危険性が高まると予想される場合には、停電を実施することがあります。これは「公共の安全のための停電」または「PSPS」と呼ばれます。当社は、停電の開始前に、影響が及ぶお客様に対して可能な限りEメール、電話、またはテキストをお送りしています。
PSPSイベント情報を受け取る
安全のための停電が必要になった場合は、停電開始前と実施中に、定期的に最新情報を掲載します。お客様の住所に影響が及ぶ可能性、予想される停電開始時期、復旧が見込まれる時間などの情報をご覧いただけます。
PSPSイベントページへ電気に依存する医療上のニーズがありますか?.
PG&Eから停電の可能性を伝える連絡があった時に、速やかに行動に移れるような準備をしておきましょう。緊急時の電話番号を控え、停電中は友人や親戚の家に泊まることも検討しておきましょう。地方自治体に連絡し、利用可能なリソースを確認されることをお勧めします。
停電の準備の詳細へ
PSPS時のサポートとサービス
公共の安全のための計画停電(Public Safety Power Shutoff(PSPS))時には、医療、避難所、食料やその他の無料サポートをご利用いただけます。これらのサービスは、障碍者と高齢者を対象としています
これらのサービスを受ける方法の詳細を見る停電前と停電中にすべきこと
- 大切な生活用品を手元に置く
- 家庭用懐中電灯
- 電池式またはクランク式ラジオ
- 様々なサイズの電池
- 固定電話が使えない場合のための携帯電話
- 現金と満タンのガソリン
- 重要な安全のヒントに従う
- ペットも含めた緊急時の計画を立てておく
- 停電中はロウソクの使用を避ける
- ガレージや電動ドアを手動で開ける方法を調べておく
- 電源回復時に受ける損傷を防ぐために、家電製品や電子機器のプラグを抜くか、電源をオフにしておく
- ご近所の様子をチェック
- 発電機を使用する前の注意点
- すべての指示に従う
- 使用前にテストする
- 排気を安全に排出できる位置に置く
- ポータブル発電機を雨の中で運転しない
- 家の中で燃料を保管しない
それぞれ状況が異なるため、一つの要因だけで「公共の安全のための停電」を行うことはありません。PG&E は、様々な基準を組み合わせて慎重に検討した上で、安全のために停電を行う必要があるかどうかを判断しています。これらの要因には、一般に次のようなものがあります(但しこれに限定されません)。
- 国立気象局が発表する森林火災注意報
- 一般的に20%以下の低湿度
- 気温、地形、局地的気候などの、その位置や場所固有の条件にもよりますが、概して時速25マイルを超える風が持続し、突風時は約45マイル以上が予測される場合。
- 地表に堆積する乾燥した可燃物と生きた植生の状態(水分含量)
- PG&Eの森林火災安全オペレーションセンターと現場作業員からの現場でのリアルタイム観察
重要なことですが、私たちは国立気象局が発表する森林火災注意報をモニターし考慮するものの、森林火災注意報が出ただけで自動的に「公共の安全のための停電」を行うわけではありません。
強風が吹いていない地域で停電が行われるのはなぜですか?
予測される強風というのは、「公共の安全のための停電」の開始を決定する基準のうちの一つであり、非常に低い湿度が予測された場合に、乾燥が危険なレベルに達した植生、現場での観測など、その他の要因と併せて考えます。
火災の危険性が高い地域や現在強風が発生していない地域にお住まい、または勤務されている場合でも、その地域が突風や乾燥状況が起きていて火災の危険性が高い地域を通る送電線に依存している場合は、電力遮断の可能性があります。
PG&Eがサービスを提供する地域では、年に数回「公共の安全のための停電」の可能性があると予測しています。しかし急速に変化する環境状況を考えると、いつ、どこで、どれくらいの頻度で、突風と乾燥状態が火災リスクの高まりと同時に起きるのかを確実に予測することは不可能です。
火災リスクの高い地域のお客様に影響が及ぶ可能性の方が高いものの、火災リスクの高い地域を通る送電線に依存している地域にお住まいのお客様も、電力が遮断される可能性があります。お住まいや職場の場所を問わず、すべてのお客様がこの可能性に備えていただくようお願いいたします。